越境機能を理解する
公開日:2024 年 10 月 1 日/更新日:2024 年 10 月 1 日
越境 EC とは?
越境 EC は多言語・多通貨対応、税関・規制の管理機能が重要な要素ですが、その他にもグローバルな配送、物流管理、地域別のマーケティング戦略等が越境 EC を成功させるポイントとなります。
本サービスは越境 EC に対応していますが、越境 EC を始めるには EC サイト以外の準備も重要です。
商品の準備
販売する商品に関して、いくつかの確認が必要です。 代表的な確認事項としては、下記があります。 ① 日本からの輸出に規制がかかっている
特定貨物の輸出については、関税関係法令以外の法令により許可・承認等が必要なものがあります。
詳細については税関のウェブサイトをご確認ください。 ② 国際間輸送で送れない
輸送先の国や商品内容により、輸送が制限される場合があります。
【以下、制限がかかる商品の例】
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食品関連
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動植物関連
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危険品・薬
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有価証券・貴重品
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その他
輸送前には必ず各国の輸入規制や郵便事業者の規定を確認してください。 ③ 輸送費が高い
輸送費を考慮したうえで商品の選定や価格設定を行うことが重要です。
【以下、商品は輸送費が高額になりやすい商品の例】
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重量が重い商品
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大きな商品
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取扱が難しい商品
輸送費を抑えるためには、共同輸送や混載輸送の利用、輸送ルートの最適化、在庫管理の効率化等が考えられます。 ④ 販売するターゲット
市場調査や情勢から商品のニーズを測り、販売する国やエリアを定めることが重要です。 ⑤ 出店形態
越境 EC の出店は、自社 EC サイト構築、現地モールでの出店など複数の形態がございます。 ⑥ 配送方法
配送方法は下記3つがございます。
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得意先へ直接配送
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海外発送代行サービスで配送
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現地拠点を置いて現地提携業者が配送
標準サービスとして搭載の越境 EC 機能には、以下の特徴があります。
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多言語、 多通貨、公開国制御といった越境 EC に必要な各種機能を標準装備
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リーズナブルに導入可能
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越境 EC に特化した卸値管理機能
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直観的で使いやすいユーザインターフェース
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海外輸送に関する商品情報を管理
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海外発送代行サービスに対応
越境 EC 機能詳細
機能 | 説明 |
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多通貨 | 日本円、米ドル、ユーロなど、ISO4217 の通貨コードに対応しています。自国建てレートの設定も可能です。 異なる国や地域の得意先が自国の通貨で支払いを行えるようになります。 |
多言語 | 日本語、英語に対応しています。 英語に対応することで広範な地域の得意先企業がサイトを利用し、商品を購入できるようになります。 |
公開国の制限 | 各国・地域には異なる法的規制があるため、特定の国からのアクセスを制限、または特定の国だけに公開という設定が可能です。 |
発送業者 | 海外発送に対応している配送業者と提携しており、海外に配送ができます。 |
見積書(英語) | 英語の見積書を取り扱うことで、広範な地域の得意先に対してサービスの提供ができます。 |
インコタームズ | 取引内容にインコタームズの設定が可能です。 インコタームズを適切に選択することで、輸送、保険、通関手続きなど取引を円滑に進行できます。 |
非課税 | 越境 EC では日本の消費税が免税されます。非課税の設定により免税対応が可能です。 |