用語集
公開日:2024 年 10 月 1 日/更新日:2024 年 10 月 1 日
用語について説明します。
CAPTCHA 認証
セキュリティ強化のため、ロボットによる操作ではないことを確かめるための認証システムです。当サービスでは、ログイン画面で使用されます。
Cookie
Web サイトにアクセスした人の情報を、ブラウザに一時的に保存するための仕組みのことです。当サービスでは、見積・注文カート内の情報を保持する等、会員の利便性向上に役立てています。
HS コード(統計品目番号)
主に貿易手続きで使用される商品の分類コードです。
輸出入される商品を識別するための国際的な基準として利用されています。
IATA 危険物規則
航空輸送における危険物の安全な取り扱いを規定する国際的なガイドラインです。「DGR」とも呼びます。航空輸送における危険物の識別、分類、包装、マーキング、ラベリング、文書化、および取り扱いに関する詳細な規則を提示しています。
IATA の危険物は以下の 9 つのクラスに分類されます。
- 爆発物: 爆発や火花を発生させる物質。
- ガス: 圧縮ガス、液化ガス、溶解ガス、および引火性、非引火性、毒性、酸素などのガス。
- 引火性液体: 火災の危険がある液体。
- 引火性固体: 自己反応性物質や自己発熱性物質、水と反応して引火性ガスを発生する物質。
- 酸化性物質と有機過酸化物: 強い酸化作用を持ち、燃焼を促進する物質。
- 毒物と感染性物質: 人や動物に対して毒性を持つ物質や病原体。
- 放射性物質: 放射能を有する物質。
- 腐食性物質: 他の物質を腐食する性質を持つ物質。
- その他の危険物: 上記のカテゴリーに分類されないが、輸送中に危険を示す物質。
各クラスはさらに細かいサブカテゴリに分けられ、それぞれに対して特定の規制が適用されます。詳細な分類や規制については、IATA の危険物規則書(DGR)を参照するか、航空危険物安全輸送協会(JACIS)のウェブサイトで提供されている情報をご確認ください。
JAN コード
「どの事業者の、どの商品か」を識別するためのコードのことです。13 桁または 8 桁の数字で構成されています。国際的には EAN コードや GTIN として知られています。通常、バーコードリーダーで読み取れるように、JAN シンボルというバーコードシンボルによって商品パッケージに表示されます。このコードは、特に POS システムや在庫管理システムの使用時に重要で、業務効率化や販路拡大、人手不足の解消などに役立ちます。
REACH
EU(欧州連合)の化学物質管理における法規制のこと。
Registration, Evaluation, Authorisation and Restriction of Chemicals の略。
人の健康・環境の保護、欧州化学産業の保護、競争力維持向上を目的とし、EU 域内で製造・使用される化学物質には Registration(登録)、Evaluation(評価)、Authorisation(認可)、Restriction(制限)の義務を課す。
事業者あたり年間1 t 以上製造、輸入する場合には新規化学物質、既存化学物質にかかわらず、事業者による登録が必要。
事業者からの登録書類は、欧州化学品庁が評価する。必要に応じ、追加情報の提出を要求することもある。
中でも、高懸念物質(SVHC)を使用する場合は、登録だけでなく認可を得る必要がある。
RoHS
廃棄される電子・電気機器に含まれる特定有害物質の使用に関する、EU(欧州連合)の法規制のこと。
Restriction of Hazardous Substances の頭文字を取った略語であり、日本語では「有害物質使用制限指令」と訳される。
電子・電気機器をリサイクルされやすくすること、また、埋め立てや焼却処分時に人間や環境に悪影響を与えないことを目的として、
以下の 10 物質を規制対象とし、最大許容濃度を、カドミウムは 0.01wt%(重 量比)、そのほかは 0.1wt%と設定している。
- 鉛(Pb)
- 水銀(Hg)
- カドミウム(Cd)
- 六価クロム(Cr6 +)
- ポリ臭化ビフェニル(PBB)
- ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)
- フタル酸ビス(DEHP)
- フタル酸ジブチル(DBP)
- フタル酸ブチルベンジル(BBP)
- フタル酸ジイソブチル(DIBP)
SDS 安全データシート
SDS(Safety Data Sheet、安全データシート)は、化学物質や化学物質を含む製品の物理化学的性質、危険性、有害性、および適切な取り扱い方法に関する情報を提供するための文書です。これは、化学物質を譲渡または提供する際に、受け取る事業者に対して重要な安全情報を伝達するために使用されます。SDS は以下の 16 項目から構成されています。
- 化学品及び会社情報: 製品名、製造会社名、緊急時連絡先など。
- 危険有害性の要約: 製品の危険有害性の GHS 分類結果。
- 組成及び成分情報: 製品の組成や危険有害性物質の成分情報。
- 応急措置: 事故発生時の対応方法。
- 火災時の措置: 消火方法や使用すべき消火剤。
- 漏出時の措置: 漏出時の対応と浄化方法。
- 取扱及び保管上の注意: 安全な取扱いと保管条件。
- ばく露防止及び保護措置: 保護具の使用など。
- 物理的及び化学的性質: 製品の物理的、化学的特性。
- 安定性及び反応性: 化学的安定性や避けるべき条件。
- 有害性情報: 詳細な有害性情報。
- 環境影響情報: 水生生物への影響など。
- 廃棄上の注意: 廃棄時の注意点。
- 輸送上の注意: 輸送時の注意事項。
- 適用法令: 関連する法令。
- その他の情報: 参考資料や問い合わせ先。
当サービスでは、作成済の文書(PDF、EXCEL、WORD)を、管理者が各商品の商品詳細画面で登録することが可能です。登録すると、会員が商品を閲覧するときに確認することができます。
WEEE 指令
電気電子機器廃棄物に関する EU(欧州連合)の指令のこと。
WEEE は Directive on Waste Electrical and Electronic Equipment の頭文字を取った略語であり、電気電子機器廃棄物のこと。
WEEE(電気電子機器廃棄物)の発生を抑制し、再利用やリサイクルを促進して廃棄される WEEE の量を削減することを目的として、加盟国および生産者に WEEE の回収・リサイクルシステムの構築・費用負担を義務付けている。
一部の例外(軍事用機器、宇宙用機器など)を除いたすべての電気電子機器が対象。
医薬品製造業許可
医薬品の製造に必要な許可です。医薬品の品質、有効性、安全性を確保するために、厚生労働省及び各都道府県から許可を得る必要があります。
当サービスでは、医薬品製造業許可を保有する得意先を判 別するために、管理者は、得意先 登録・画面にて、その得意先が保有する医薬品製造業許可の有効期限を登録することができます。
医薬品製造販売業許可
医薬品の製造販売に必要な許可です。医薬品の品質、有効性、安全性を確保するために、厚生労働省及び各都道府県から許可を得る必要があります。医薬品製造業の許可を保有していても、製造だけでなく販売も行う場合は、医薬品製造販売業許可も併せて必要になります。
当サービスでは、医薬品製造販売業許可を保有する得意先を判別するために、管理者は、得意先 登録・画面にて、その得意先が保有する医薬品製造販売業許可の有効期限を登録することができます。
入り数
1つの箱(袋)に入っている商品数のこと。商品を発送する際の、発送可能な最低個数。
運営者
セカイカートのシステムを運営する組織(株式会社ジェーエムエーシステムズ)のことを、当サービスでは「運営者」と呼びます。システムのメンテナンスやユーザーサポートを行い、システムがスムーズに機能するようにします。
会員
セカイカートのシステムを利用して、商品を購入するために、見積依頼や注文を行う担当者のことを、当サービスでは「会員」と呼びます。会員は、得意先に所属します。会員登録をすることでシステムを利用できます。
カスタム価格
見積および注文ごとに、商品の販売価格を任意の価格に変更できます。その機能によって設定した価格のことを、当サービスでは「カスタム価格」と呼びます。見積においては、新規見積登録画面(管理者による代理見積時のみ)と見積詳細画面にて、管理者が設定します。注文においては、新規注文登録画面(管理者による代理注文時のみ)と注文詳細画面にて、管理者が設定します。
管理者
セカイカートのシステムを利用して、商品の販売に必要な管理(見積/受注管理、商品管理、会員管理など)行う担当者のことを、当サービスでは「管理者」と呼びます。管理者は、ご契約者組織に所属します。管理者を登録することでシステムを利用できます。
危険物取扱
安全に配送を行うため、商品が IATA 危険物規則に準拠した危険物であるかどうかを、配送業者(DHL 社)に申告します。 下記が、危険物にあたります。
- 放射性物質
- 可燃性物質
- 爆発物
- 腐食性物質
- 毒物
- 酸化物
- 感染性物質
- その他の規制対象物質
これらの物質は、健康、安全、財産に不合理なリスクをもたらす可能性があるため、配送業者(DHL 社)による事前承認が必要です。また、適切な梱包、ラベリング、申告が求められます。
当サービスでは、管理者が各商品の商品詳細画面で「あり」もしくは「なし」を登録することで、配送時に役立てます。
キャンペーン価格
キャンペーンコードの適用によって値引きされた価格のことを、当サービスでは「キャンペーン価格」と呼びます。管理者から会員に向けて配布したキャンペーンコードが見積時および注文時に登録されると、キャンペーンコードに応じて値引きがされます。キャンペーンコードは、管理者と会員の双方によって登録することができます。見積においては、新規見積登録画面、見積詳細画面で登録します。注文においては、新規注文登録画面、注文詳細画面で登録します。
グループ単価
商品の価格設定に使用する、得意先のグループのことです。企業間取引では、取引先ごとに商品の価格を変動させたい場面が多くあります。取引先ごとに商品の価格を設定するにあたって、得意先をグループ化できる機能を提供しており、そのグループを当サービスでは「グループ単価」と呼びます。
グループ単価別単価
グループ単価ごとに設定された単価のことを、当サービスでは「グループ単価別単価」と呼びます。
企業間取引では、取引先ごとに商品の価格を変動させたい場面が多くあります。 取引先ごとに商品の価格を設定するにあたって、得意先をグループ化できる機能を提供しており、そのグループを当サービスでは「グループ単価」と呼びます。さらに、そのグループ単価ごとに設定された価格を「グループ単価別単価」と呼びます。管理者が、各商品の商品詳細画面で設定します。
原産国
商品の原産国は、一般的に、どの国で最も重要な加工または生産が行われたかによって、設定されます。
本サービスで設定した原産国は、輸出手続きに必要なデータとして出荷データに出力し、ご利用いただけます。
なお、各国や貿易協定によって原産国の定義が異なる場合があるため、取引先や税関の指示を確認することが重要です。
得意先値引き
特定の得意先が購入するとき、設定に応じてされる値引きのことを、当サービスでは「得意先値引き」と呼びます。管理者が、特別値引き・得意先値引き一覧から設定します。値引き率(%)、値引き額、指値のいずれかを指定して値引きができます。
ご契約者組織
セカイカートのシステムを利用するため、運営者(株式会社ジェーエムエーシステムズ)とご契約を結んだ組織のことを、当サービスでは「ご契約者組織」と呼びます。セカイカートのシステムを利用して、商品を販売します。管理者が所属する組織ともいえます。
指値
価格を指定して販売をすることです。当サービスでは「カスタム価格」「特別値引き」「得意先値引き」機能で実現できます。
商品表示ルール
商品の表示/非表示を設定するルールのことです。企業間取引の場合は、色々な理由により取引先ごとに販売する商品・販売しない商品が決められていることが多くあります。
それに対応するために、フロントに見せる商品を制御する機能を備えています。商品を制御するために使用するルールのことを、当サービスでは「商品表示ルール」と呼びます。
全体値引き
見積および注文ごとに、合計金額から値引き率(%)を設定して値引きすることができ、その機能によってされた値引きのことを、当サービスでは「全体値引き」と呼びます。見積においては、新規見積登録画面(管理者による代理見積時のみ)と見積詳細画面にて、管理者が設定します。注文においては、新規注文登録画面(管理者による代理注文時のみ)と注文詳細画面にて、管理者が設定します。
組織
セカイカートのシステムを利用する会社・団体・学校・施設等のことを、当サービスでは総称して「組織」と呼びます。
ご契約担当者
本システムの利用に際し、問題等が発生した場合に弊社からの連絡先となる担当者を登録しておく項目です。ご契約等の窓口、もしくはシステム運用における直接の連絡先等を想定しております。契約責任者やシステムの責任者等を登録してください。
代理注文
会員から電話やメール等で注文を受けた場合、管理画面から新規注文を登録をすることができます。管理者が代理でシステムに注文登録を行うことから、当サービスでは「代理注文」と呼びます。
代理見積
会員から電話やメール等で見積依頼を受けた場合、管理画面から新規見積を登録をすることができます。管理者が代理でシステムに見積登録を行うことから、当サービスでは「代理見積」と呼びます。
単価販売
必ず単価で販売する商品のことを、当サービスでは「単価販売」と呼びます。カスタム価格以外のすべての値引きが適用されません。管理者が、各商品の商品詳細画面で設定します。
店舗
契約者組織がインターネット上で商品を販売するために、セカイカートのシステムを利用して開いた Web サイトのことを、当サービスでは「店舗」と呼びます。会員は店舗にアクセスすることで、見積依頼や注文ができます。
得意 先
セカイカートのシステムを利用して、商品を購入する組織のことを、当サービスでは「得意先」と呼びます。会員が所属する組織ともいえます。
得意先グループ
商品の表示/非表示設定に使用する、得意先のグループのことです。企業間取引の場合は、色々な理由により取引先ごとに販売する商品・販売しない商品が決められていることが多くあります。
それに対応するために、商品表示ルールを使って、フロントに見せる商品を制御します。 商品表示ルールを設定するにあたって、得意先をグループ化できる機能を提供しており、そのグループを当サービスでは「得意先グループ」と呼びます。
得意先担当者
取引、システムの利用に際し、問題が発生した場合に連絡先となる担当者を登録しておく項目です。取引関係における契約等の窓口、もしくはシステム運用における直接の連絡先等を想定しております。その得意先の取引やシステムの責任者等を登録してください。
特別値引き
特定の得意先が、特定の商品を購入するとき、設定に応じてされる値引きのことを、当サービスでは「特別値引き」と呼びます。管理者が、特別値引き・得意先値引き一覧から設定します。値引き率(%)、値引き額、指値のいずれかを指定して値引きができます。
取扱いリスク
商品に関して、会員に伝えるべきリスク事項のことです。具体的には、下記のような内容を指すことが一般的です。
- 製品の安全性に関する情報:使用上の注意、安全に関する警告、推奨される使用方法など。
- アレルギー情報:特定の素材や成分に対するアレルギー情報。
- 使用に関する制限:年齢制限、特定の健康状態での使用禁止など。
- 保管方法:製品の品質を維持するための適切な保管条件。
- 廃棄方法:環境に配慮した廃棄方法やリサイクルに関する情報。
当サービスでは、各商品の商品詳細画面で取扱いリスクの文面を登録することが可能です。登録すると、会員が商品を閲覧するときに確認することができます。
毒劇物取扱営業者許可
毒物及び劇物取締法に基づき、毒物または劇物の製造、輸入、販売、授与を行う場合に必要な許可です。毒物劇物を販売または授与 の目的で製造、輸入、販売、貯蔵、運搬、または陳列するには、国または都道府県による登録が必要です。また、毒物劇物取扱責任者の設置義務があり、毒物劇物の盗難・紛失・漏洩等を防ぐための措置を講じる必要があります。
当サービスでは、毒劇物取扱営業者許可を保有する得意先を判別するために、管理者は、得意先 登録・画面にて、その得意先が保有する毒劇物取扱営業者許可の有効期限を登録することができます。
バックオーダー
在庫が切れている商品を注文可能にしておき、注文があった場合は在庫が入り次第発送するという仕組みのことです。このシステムは、特に人気商品や限定アイテムなど、需要が高く在庫が追い付かない場合に活用されます。バックオーダーにより、顧客は在庫の再入荷を待たずに予約することができ、販売者は在庫切れによる機会損失を防ぐことができます。
当サービスでは、各商品の商品詳細画面でバックオーダーの可否とバックオーダー時に表示するコメントを登録することができます。
引当
注文が入った商品の在庫を確保しておくこと。