

事例概要
【業界】工業部品 製造業様
【売上規模】20億円
【課題】海外注文の受け付け業務が属人化しており海外展開の阻害要因になっている
【解決】越境BtoB EC(Web受注システム)の導入で、特定の英語が堪能な担当者に依存することなく海外顧客企業からの注文を受け付けられるようにした
【必須システム機能 】
・多通貨取引機能
・販売国制御
背景/課題 BtoB EC導入のきっかけ
本ユースケースで取り扱う企業様は、工業部品を取扱う製造業様で、国内だけでなく、海外との取引も実施しており、取引量の割合は、国内が85%、海外が15%程度でした。
取扱い特殊な商品であり、国内マーケットでは規模が限られていることもり、将来に向けたビジネス展開に限界を感じられていました。その一方、同社の工業部品は海外において品質が高く評価され、海外企業からのお問い合わせが増えていました。
しかし、海外企業との取引業務が行える担当者は社内で1名のみでした。体制を強化するにも、他部署でも人が不足しており、属人化が深刻な課題でした。
また中途採用で海外取引経験者を応募を継続していましたが、なかなか良い人材が見つからないこともあり、海外取引量をこれ以上増やすことが困難な状況でした。
課題
越境BtoB ECシステムを導入し、課題を解消するためには、以下の要件を満たす必要がありました。
(1)得意先別に取引通貨、適用レートが存在すること
(2)国別に販売対象として表示したい商品とそうでない商品の管理ができること
対策
課題解消のため、次の機能が提供されいてるBtoB ECを利用することを検討されました。
(1)得意先別の取引通貨、適用レート
得意先別に約定している取引条件(取引通貨、適用レート、運送方法等)を登録しておき、海外の得意先が注文する際には、これらの取引条件が自動的に適用されるようにしました。
(2)国別の販売商品の表示・非表示
得意先を国別にグループ設定し、それぞれのグループで販売不可商品を設定。これにより国別に販売可、不可を管理できるよにしました。
また、BtoB ECシステムへのアクセス可/不可を設定し、海外代理店が販売を担当する国では、得意先企業がBtoB ECシステムにアクセスできないようにすることで、各国の販売代理店との分担ができるようにしました。
これら対策の実現性を考慮しBtoB ECクラウドサービス(カートサービス)を導入するに至りました。
現在
各国の得意先企業の担当者が、BtoB ECシステムで注文入力できるようになったことで、海外販売業務のボトルネックを解消することに成功しました。
以降、積極的に海外企業への販促攻勢をしかけることが可能となり、国内市場が頭打ちであったところが、海外企業からの売上拡大により業績を大きく伸ばすことに成功しました。